マグロ解体ショーでお馴染み、鮪達人がお伝えするマグロ小噺
- マグログ
鮪達人です!私達はいつも大阪のみならず、東京や全国各地に出張ケータリングを行っております。マグロ解体ショーのお陰で色々な場所へ行けました。本当に感謝です。感謝の気持ちとしてマグロちゃんの事をもっと良く知ろうと勉強の日々です。今回はマグロちゃんの漢字の由来について・・・
「鮪」という漢字は、魚へんに「有」と書きますが、この「有」の旧字体は「又あう日まで」の「又」の下に「月」と書きます。
「又」は右手を、「月」はにくづき、つまり「肉」を意味します。
そこから、右手でものを枠の中に囲う様子を暗示させ、海を囲むように広く回遊するマグロの習性を表していると解く説があります。
また、多くの「肉」を身につけている、有る、ということから、魚へんに「有」の字が使われた、という説も有力。
さらに、マグロの大きさや人々への広がり具合から、マグロは魚の中の魚、「ここに魚有り」ということで、魚へんに「有」となったという大胆な説もあるようです。
東北地方から関東にかけて、太平洋沿岸地域に点在する貝塚遺跡。
そこから、マグロの骨と共に鹿の角で作った銛(もり)、釣り針などが出土しています。
外洋性のマグロが偶然沿岸に流れついたとは考えにくいため、いにしえの人々は果敢に漁へ出かけ、マグロを捕獲していたとみられています。
また、かつてマグロはおもに西日本で「シビ」と呼ばれていましたが、「死ぬ日」に通じて縁起がよくないということから呼び名が変わりました。
マグロちゃん、知れば知るほど凄い魚です!!これからもヨロシク!!!