希少価値の高い生マグロ!
- マグログ
鮪達人です!今日はマグロのサイズと希少性についてご紹介!
いつもお世話になっている生マグロ。プランに関係なく最低40㌔前後のマグロを会場へお持ちします。立派な姿ですが一体いかほどなのだろう・・・
まず、まぐろを知るうえで日本でのまぐろの歴史を探ってみましょう。日本は古くから魚を食べる文化がありました。その中でまぐろは、いつ頃から食べられていたかというと紀元前1万年以上前の縄文時代からと言われています。そんな昔にあの大きなまぐろをどのようにして獲っていたのかとても興味深いですが、その頃からまぐろは食べられていたそうです。縄文時代から弥生時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代・・・と令和の時代まで食べられているまぐろですが、その歴史の中で今のように昔は大人気の魚とは言えなかったようです。その昔は、まぐろが不吉な魚として評価されていた時期もあり決して庶民のご馳走と言えるものではありませんでした。そして漁獲してから傷みが早く船や冷凍技術が発達していない当時としては、食べ方にバリエーションが無いまぐろは食べづらい魚だったようです。
そんなまぐろが日の目を浴び始めたのは、江戸時代のことです。江戸時代になると食文化も変化し関東で「醤油」が作り始められその醤油でまぐろを漬け込んで保存が効くようになりました。漬けにしたまぐろは、味も美味しいということで世間に広まっていったようです。まぐろが普及し始めた最初の食べ方は「まぐろの漬け」だったのですね。そしてこの頃、人気になっていたのが寿司屋です。当時、寿司が人気になったのは屋台で寿司を提供するスタイルになったからでファーストフードのような存在で一層人気に拍車がかかったと言われています。そんな寿司屋でまぐろは、漬けにして握りで食べられていたそうです。
そんなマグロが昭和に入り食べられるようになったのは、西洋の食文化が普及したのと冷蔵技術が進歩したことで美味しく食べられるようになったことが理由としてあげられます。そして徐々にトロの需要は高まりつつ人気が出てきましたが1匹から取れるトロの量も少ないことでトロの価値が高くなったことは言うまでもありません。今では皆さんもご存知の通りトロは高級の代名詞になっています。
そんなマグロですが、まず、1匹のマグロの三割は売り物にならない粗が占めます。つまり、200㌔のマグロの140㌔という計算になります。鮨1貫に使うマグロは、およそ20g,計算式は、140㌔÷20g=7千貫円とそのうち、トロが二割、赤身が八割を占めます。
つまり、トロが1400貫赤身が、5千6百貫になるので、仮に赤身がだけでマグロの原価である200万を稼ぐとすると2百万÷5千6百で一貫3百57円赤身でこの原価。トロだと1貫1426円となる。原価がそれくらいかかるマグロなのでかなりマグロの価値があります。
マグロ和絶滅危惧種そんな話耳にしたことのある人もいるだろう。太平洋黒マグロは、2014年国際自然保護連合(IUCN]から絶滅危惧種にしていされていろ。実はマグロの資源量は過去最低水準にまで落ち込んでいて、復活の兆しは見えていないと言っても良い。そもそもなぜ減っているのか。
巻き網漁業による乱獲るが原因だとされている。マグロは、かなり貴重な魚と言えます