マグロ解体ショーのマグロの面白くなる豆知識のお話
- マグログ
鮪達人でございます。
市場にたった1割しか流通していない貴重な生マグロを使用した、マグロ解体ショーを全国各地で行っております。
今日は本マグロ、別名【クロマグロ】について少し説明を致します。クロマグロは、海から上がってきたマグロの魚体は、目が覚めるような神々しいブルーをしています。水面にその巨体が浮かびあがった瞬間、漁師はマグロのこめかみを狙って銛を打ち込み、とどめを刺す。その瞬間、真っ赤な鮮血が噴き出し海面を染めます。
ここまでくると一安心と思いますが、実は漁師にとってはここからが正念場です。「血抜き」「神経締め」「冷やし込み」「血抜き」をした後に細かい針金を魚の眉間から刺し神経を破壊します。
その直後、死んだはずの魚が一瞬、ブルブルブルッと身をよじらせやがて静かになります。頭の部分から尾ひれの方向に、魚の表面の色が薄紫色に変わります。
このひと手間で魚の鮮度を保ちます。血抜きと神経締めを終えると冷やし込みをします。
こんな漁師の方が良いお仕事をされる事によって美味しいマグロが皆様に食べていただけるという面白は無しでした。