マグロの鼻と鱗について!マグロの解体ショーでみてみよう!!!
- マグログ
~マグロの鼻~
マグロの鼻は眼の直前にある鼻腔内に位置している。
マグロの鼻孔は特徴的で、前鼻孔は小孔状で、後鼻孔は烈孔状であり、
眼前部の皮膚と一体となっていて極めて認めにくく、沿岸地域に生息するあまり遊泳力のない
多くの魚類が有するような鼻管や鼻弁を持っていない。
これはマグロの高速持続遊泳の際の抵抗を減少するための適応だと考えられる。
これではマグロは、鼻腔に水を導入することができないので、水を導入するためには両顎を上下させる
事により鼻腔内にある福嚢をポンプとして作動させ、前鼻孔から導入した水を後鼻孔から強制
的に排出していると考えられる。
~マグロの鱗~
マグロの鱗は、眼後部や胸甲部ではとくに発達して肥厚しているし、体の各部でさまざまな形
態をしている。体側には微小な円鱗が密に並び、丈夫な表皮で覆われている。
マグロは体側鱗には変異が多いので、種の分類形質として使うのは得策ではない。