マグロの体色と斑紋について!これであなたもマグロを見分けれる?
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~マグロの体色と斑紋について~
マグロの体色を見てみると、背側は黒青色で腹側は銀白色が多い。
マグロの第一背鰭は黒褐色で、時々黄色を帯びる事がある。キハダマグロ、メバチマグロの
黄色はとくに著しい)。尻鰭は銀白色で、腹鰭は黒褐色地にしばしば銀白色を帯びる。
クロヒレマグロを例外として、ほかのマグロの小離鰭は大部分が黄色で、わずかに部分的に
白や黒で縁どられる。それに反して、クロヒレマグロでは、小離鰭は大部分が黒色を帯びる。
もちろん成長により体色は変化するうえ、同種でも生理的条件の違いで、体色に差があること
に注意しなければならない。種の標徴として同定に有用な色彩をこれから説明します。
ビンナガマグロは、尾鰭後縁が白く縁どられる。クロヒレマグロの小離鰭の大部分は黒色を帯
びる。ミナミマグロの尾柄隆起縁は、黄色である。キハダマグロの、第一背鰭は鮮やかな黄色
である。このように、マグロの体側には、種の特徴を示す細かい斑点や斑紋が出現して、
死んだ個体に特に顕著に出現する。