マグロ解体ショーでお世話になってるマグロちゃんについて。マグロの質!四つの要素。
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鮪達人岡本です。今日は皆様にマグロの四大要素について少しばかりご説明をしたいと思います。まずは【色】単純に包丁で切った時の断面の色はもとよりその魚がどれだけ長く色持ちするかということ。空気に触れることによりマグロの色はみるみる変身。あっと言う間に綺麗な褐色かかった赤色に変わります。しかし劣化することによって焦げ茶色にかわっていき要は酸化ですね。【香り】マグロの香りは一体なにか?海の表層を高速で泳ぎ回る回遊魚、強い筋力量を活発化させるには全身に血液を循環さなければなりません。よってマグロは血液の塊なんですよね、、水揚げされたマグロは手早く〆られ筋肉中のタンパク質が急速にマグロの持つ酵素と反応して変性する、それが口に含んだ時の独特な酸味を帯びた芳香なんですよね【食感】食感が著しく分かるのがやはり本マグロ。脂のノリぐわいですね。特に冬場、マグロの腹カミの部分は国産和牛リブロースを思わせるような霜降り肉となります。口に含むと溢れんばかりの肉感。かめば噛む程甘みの連鎖が続きます。【値段】マグロは使う職人によって好みが分かれます。高いマグロが必ずしも万人にとっていいマグロではない。全ての条件が揃ったマグロなんてまず存在しない、高額のマグロを購入しても包丁入れて劣化速度が著しい等脂のノリが悪いなんて事もたた、、その逆も多いにあります。難しい(笑)マグロは奥が深いですな、、、