マグロ解体ショーのマグロの養殖にについての説明をさせて頂きます。
- マグログ
鮪達人です。養殖マグロについて説明いたします。
競りにかけられているマグロの多くは、養殖マグロになります。「養殖」にもいろいろ種類があります。例えば卵から人工的に孵化させて育てる方法は(完全養殖)と呼ばれ「近大マグロ」がその代名詞です。近畿大学はこの研究に1970年代から取組み、2002年に世界で初めて成功させました。完全養殖の1歩手前が「蓄養)です。これは、ヨコワと呼ばれるマグロの稚魚を獲ってきて、波の穏やかな内湾で飼育し、ある程度の大きさになったら出荷します。豊州でも同じく「養殖」と呼ばれます。
これら養殖マグロは、資源量が、減少傾向にある天然のマグロに代わって、これから流通の主流になる言われております。かつては、1億5千万を超えるマグロが出た時の話で、なぜ天然の本マグロが希少なのかと言いますと漁獲が天候に左右されるからとそもそもマグロの資源量が少ないからです。競るに値するマグロは1日に数本あるかないかです。それだけマグロの価値は高いので、マグロ解体ショーは、価値があるのでどうでしょうか?