マグロの解体ショーでマグロの歯の鋭さを体験!
- マグログ
~マグロの口と両顎歯~
マグロの口は、口裂の後端が眼の前縁に辛うじて届くほどで、特別大きくはありません。
両顎を支える骨は構造的に極めて強固です。
上顎歯は約40本あり、下顎歯はは30本前後です。
マグロの巨体を考えると相対的に非常に小さいです。
なぜかというと、これらの歯は咀嚼歯ではなく把握歯で、獲物をくわえて逃がさないようにする役割をしています。
ちなみに人間の動作でいう咀嚼とは、口に入れた食べ物を歯を使って細かくして、それを唾液と混ぜ合わして飲み込むことの出来る状態にするという一連の動作のことです。
なお、歯型や歯数に関して、マグロ属各種の間で顕著な差を見出すことはできなかったらしいです。