マグロの解体ショーをするための、「セリ」
- マグログ
マグロ1本数十万、数百万の買い物ゆえに下見が重要なのだが、ただ「マグロの本当の価値は身を切ってみないとわからない。」まさにマグロ買いは博打です。
5時30、合図の鐘が鳴り響くとせりが開始される。せり人が声を上げる。買い手は手やり(指サインで価格を伝える)で応じます。巧みなせり人は、独特なセリフ回しがラップのようで引き込まれてしまいます。しかし、売り買い双方、獲物のマグロを逃すまいと緊張感は半端ないです。
高値のせりと言えば、マグロ一本数千万円と初セリが浮かぶが、あれはご祝儀相場である。聞けば上物のマグロがたくさんある日ほど相場が上がるとか。
朝6時、せり落とされたマグロは荷車などで仲卸へ運ばれる。マグロの新しい朝がはじまります。
こうしてマグロは水揚げされてから、せり落とされ、マグロの仲卸業者などによって、我々の元へやってくる。
こうしてマグロの解体ショーで使用するマグロがやってくるのです。