マグロは泳ぐのをやめても死なない?part2
- マグログ
マグロやカツオなどは、口と鰓ぶたをわずかに開いたままほとんど動かさずに遊泳しています。マグロは口と鰓ぶたを開いて前進するために生じる口腔と鰓腔の圧力差によって、水を口から口腔を経て鰓腔に流しているのです。これは航空機のジェットエンジンの空気の取り入れ方法と似ていることから「ラムジェット換水」と呼ばれています。
いつの頃からか、マグロは高速で泳ぎ続けなければ鰓を開くことができず、窒息してしまうと勘違いされるようになったのです。実際マグロは、水族館などでご覧になった方も多いと思いますが、マグロはスピードをある程度落としても鰓に水を通すことができるのです。
マグロは、夜間などは速度を落として休息しています。スピードを落とすと、必要な酸素の量も少なくて済みますから、実際は息苦しくなることはないのです!!!
意外とこのマグロについての事実は知らない方が多かったのではないでしょうか?