マグロ解体ショーのパイオニア!鮪達人!
- マグログ
鮪達人の出張マグロ解体ショーは結婚式、結婚披露宴や集客イベント等大変人気となっております!
鮪達人のマグロ解体ショーが始まる際はスクリーンにオープニング映像が流れるか、『マグロ節』というBGMが流れるかのどちらかが多いです。マグロ解体ショーが始まると生マグロを担いだ職人が扉から会場中へ入ります。
正にこの瞬間、職人もエンターテイメントスイッチを入れて気合い万端になります。
会場に入ると、お客様は皆様マグロの迫力に驚かれます。一直線にステージへ行くのではなく、お客様の周りを回遊します(笑)。近くにマグロが横切る際に改めて大きさに驚かれ、記念撮影をされたりします。
ステージに到着したマグロですが、すぐに捌くわけではありません。折角目の前に登場したマグロですので、生マグロのご紹介や鮪達人の説明を致します。そしてマグロの知識を楽しく学んで頂く為にマグロクイズを行います
このクイズでは答えが簡単な数字当てになるような問題を出します。これには理由がありまして、鮪達人のマグロ解体ショーの所要時間は入場から終了まで約15分~20分ぐらいです。ショーが長すぎると見ている方も疲れてきます。ですので盛り上がりのあるまま終了がベストで、今まで試行錯誤した中で15分~20分という時間が丁度良かったのです。マグロクイズの正解が難しすぎて、クイズだけで時間を取られるのは良くないとの考えから数字当てにしております。
しかし、マグロの知識は数字だけでは表せません。そこで今回はマグロの知識をもう少し深堀りしました
【マグロは止まらない】
最高時速160kmで泳ぎ続けることができるマグロは、餌を求めて毎日300km以上も海原を泳ぎ回ります。英語でツナ(tuna)と呼ばれていますが、その語源はギリシャ語で“突進”を意味するツナス(thynnus)を意味しています。
海の生物のなかでも食物連鎖の上位に位置する彼らが1日中泳ぎ続ける理由は、まさに生きるためです。マグロは口を開けて泳ぎ、エラを通過する海水に溶けた酸素を常に取り入れながら呼吸しています。この呼吸はラムジュート換水法と呼ばれ、泳ぎを止めると酸欠状態で窒息死してしまいます。このため、マグロは泳ぎを止めることはできません。
【マグロは驚異のアスリート】
マグロは水の抵抗を最小限にするためにヒレの一部を体内に収納し、エラの表面を大量の海水と接触させ、溶けている酸素を効率よく取り込むための理想的な体型を進化させてきました。この不眠不休の運動に必要なエネルギーを産生するためには、大量の酸素が供給されなければなりません。酸素が欠乏することのないように、酸素を貯蔵するミオグロビン※を筋肉1kgあたりに5~6g含んでいます。これこそが、マグロの驚異的な体力の理由です。私たちのカラダにもミオグロビンが含まれています。動物の筋肉が赤く見える理由は、このミオグロビンが含まれているためです。ちなみに、海原ではなく狭い生け簀(いけす)で養殖されたマグロは、カロリー消費不足で脂が溜まり、白っぽい大トロに変身します。
これからも機会ありましたらマグロの知識について触れたいと思います!