本マグロ、キハダマグロ、メバチマグロ・・・
- マグログ
マグロ解体ショーの中でクイズにも使用されますマグロの種類。いったい何種類なのでしょうか?
秋も本番!各地で色々なイベントが増えてきておりますね!鮪達人も全国各地にマグロ解体ショーを実施しております。鮪達人は、マグロ解体ショーというお客様が笑顔になる、生マグロのお寿司をお召し上がりになって満足してもらえる。そんな仕事です。勿論社会には色々な仕事があります。笑顔にする仕事もたくさんあります。一人の人間ができる事は限界があります。又、一つのチームができる事も無限ではありません。我々鮪達人はマグロ解体ショーを通じてこれからも多くの人に喜んで貰えたらと思っております!
ここで、職人がマグロを担ぎ上げて、入場します。皆様、中々目の前でマグロを見る機会も無いのでカメラを向けられ、マグロは正にスター状態(笑)。意気揚々とステージまで向かいます。ステージまで到着しましたら記念撮影タイム。幸せを呼ぶ魚と言われるマグロと一緒にお写真を撮られる方もいらっしゃいます。そしてご挨拶と共に、本日お持ちしたマグロがどのようなものかを説明します。さぁここからが本番!マグロ解体ショーのスタート!・・・ではございません(笑)折角マグロとお近づきになれた!?ので、ここはマグロを楽しく勉強して頂こうとマグロクイズというものがあります。セリ方式の簡単な数字当てのクイズとなりますが、希少部位の当たる景品に皆様こぞって参加されます。問題の一つに『マグロは色々あるけれど、全部で何種類?』という内容があります!これを見て頂いた皆さんにこっそり正解をお教えします!
クロマグロ
全長3m、体重400kgを超える巨大魚です。生息しているのは、日本近海を含む太平洋の熱帯、温帯海域です。一般的にはクロマグロという名前で流通していますが、地域によっては呼び名があります。まだまだ若い時は、近畿や四国地方で「ヨコ」「ヨコワ」、中部、関東地方では「メジ」「ヒッサゲ」と呼びます。成魚になると、東京では「ホンマグロ」、それ以外のエリアでは「シビ」「クロシビ」などとも呼びます。大間産が最上級で、1頭1,000万円を超える超高価格魚です。そのため、「黒いダイヤ」とも呼ばれたりします。
キハダマグロ
日本近海で摂れるものは全長1~1.5m程度ですが、インド洋では全長3mにも達します。尻ヒレと身体が黄色いため、キハダと呼ばれています。生息海域は、赤道を中心に南北に緯度35度までの熱帯エリアです。漁獲量は7種類の中では最も多く、缶詰などに加工されています。身には、トロに当たる脂肪部分がありません。若魚の時は東京、和歌山で「キワダ」、それ以外のエリアでは「キメジ」と呼ばれます。静岡では一生を通じて「ゲスナガ」、高知では「イトシビ」と呼ばれています。
ミナミマグロ
全長約2.5mのミナミマグロは、別名インドマグロとも言います。南半球の南緯60度までの亜熱帯、温帯海域に生息します。身の脂が豊富なので、寿司ネタにはこのミナミマグロが使われることが多いです。そのため、日本における消費のために乱獲され、やはりIUCNレッドリストでは超絶滅危惧種に認定されています。
メバチマグロ
全長2mほどの中型のマグロです。体形はずんぐりしていて、大きな目をしています。メバチという名前はこの目玉に由来します。日中はほかのマグロより深海を泳ぎ、夜は海面に上がってくる性質を持っています。赤道を中心に南緯、北緯とも35度までの熱帯エリアに生息します。世界的に漁獲量は多いですが、そのほとんどが日本での消費です。東北、関東では「バチ」、九州では「メブト」と呼ばれ、幼魚の時には「ダルマ」とも呼ばれます。これも絶滅危惧種です。
ビンナガマグロ
体長1m程の小型のマグロです。胸ビレが長いため、それをもみあげに見立ててビンナガと呼ばれています。その形から「トンボ」「シビ」などとも呼ばれます。生息地域は赤道中心に南北に緯度10~35度の熱帯、亜熱帯海域です。身は淡いピンク色でやや水っぽく、酸味があります。鶏肉に似ているため、日本よりも欧米での消費が多く、缶詰などに加工されています。
クロヒレマグロ
タイセイヨウマグロと呼ばれもするが、大西洋のクロマグロと混同するのでクロヒレマグロの呼び名がついております。体長1m前後、体重20㎏と、鮪の仲間では小型種である。西部大西洋に生息し、同じサイズのメバチと外見も肉質も似ている。メバチの小離ビレが黄色なのに対し、本種は黒いので判別できる。
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コシナガマグロ
ほとんどが60cmほどの、マグロとしては小型種です。その名の通り尾の部分が長く、身体全体に細長いのが特徴です。生息海域はインド太平洋の熱帯、亜熱帯ですが、夏季には日本近海でも獲れ、主に加工されます。クロマグロの幼魚であるヨコワとも似ていますが、ヨコワは春、秋に獲れ、コシナガは夏にとれる特徴から区別できます。九州では「トンガリ」とも呼ばれます。
マグロ解体ショーに入る前、マグロの知識を少し知ってもらうためにマグイズを2問します。マグロ解体ショーのイベント自体トータルで15分~20分で終了します。これはゲストが集中して楽しんで頂き、見疲れさせないようにとの時間配分。ですのでクイズも2問、簡単な数字当てでリズム良くスピーディーに進行します。勿論クイズですので景品があります。
いかがですか!皆さんは何種類のマグロと遭遇した事がありますか?とりあえず鮪達人のマグロ解体ショーに参加した時、この問題が出題される事を願っております(笑)