マグロは、止まると沈みます!
- マグログ
マグロの解体ショーでも人気がある、クロマグロの幼魚には、腹側の体表にリング状の模様があります。このことから幼魚を「ヨコワ」と呼んだりもします。
またクロマグロをはじめとするマグロ類の魚体の密度は海水より大きいため、静止していると基本的には沈んでしまいます。マグロは沈まないようにするには常に上向きの力を得る必要があります。遊泳によって相対的な水流を一定の角度で抑えることで揚力を発生させているのです。
飛行機が空気中で浮くのと同じ原理です。マグロは比較的低速で遊泳しているときには、胸鰭を広げ水平よくとして使いながら揚力を得て沈むのを防いでいます。