マグロの年齢をあてるクイズを、マグロの解体ショーでしようかな？

マグロの年齢を知る方法

クロマグロは漁獲量こそは少ないけれど、キロ単価になおすとビンナガやその他のマグロより上位に位置していることがわかります。クロマグロの漁獲量が相対的に少ないところから生じる経済的価値や、肉質の高さなどのためです。クロマグロがいかに日本近海における重要な漁業資源のひとつとなっているかがよくわかっていただけると思います。

主にマグロに年齢を知る方法としては以下の方法があります。

耳石（じせき）を読む

1. 耳石（じせき）を読む

マグロの頭部にある「耳石」と呼ばれる小さな石には、年輪のような模様が刻まれています。この模様を数えることで、マグロの年齢を知ることができます。耳石は魚の平衡感覚を司る器官であり、成長とともに年輪状にカルシウムが沈着するため、年輪の数だけ年齢を重ねていることになります。

この方法はほとんど知らず、模様は写真を撮り続けて、よりマグロの年齢を知るために知識を蓄えたいと思います。

脊椎骨を読む

2. 脊椎骨を読む

耳石と同様に、マグロの脊椎骨にも年輪状の模様が刻まれています。近年では、耳石よりも採取が容易で、傷つけることなく年齢測定ができることから、脊椎骨を用いた方法が主流になりつつあるそうです。

こちらも我々はあまり意識したことがありませんでしたので、今度中骨を外す際に確認してみようと思います。

体長と体重から推定する

3. 体長と体重から推定する

マグロは成長速度が比較的速いため、体長と体重から年齢を推定することも可能です。ただし、この方法は個体差が大きく、正確な年齢を知ることは難しいことから、研究目的や状況によって使い分けられるそうです。

たしかに我々がマグロ解体ショーで使用する生マグロも、味や形など、大きく変わることもしばしばあります。

ちなみに、クロマグロは、日本の南方海域で生まれます。

一歳のマグロで、体長やく５０センチメートル、体重約３キログラム。

二歳マグロで約８０センチメートル、約１０キログラム程度であったものが、５歳のマグロでは約１４０センチメートル、約５５キログラムになります。

１０歳のマグロで、約２１０センチメートル約１８０キログラム。

１３歳のマグロになると、約２４０センチメートル、約２６０キログラムにまで成長します。

日本近海では、体長約３００センチメートル、体重推定で５５５キログラムのマグロが漁獲されたという報告もあります。

などなど、まだまだマグロに関することで研究がされているようです。我々ももっともっとマグロのことに詳しくなって、世界の鮪達人を目指して日々精進していきますよ！！