マグロの解体ショーでは明かされない、知られざるマグロの経歴(笑)
- マグログ
マグロの赤身やトロが鮨刺身として人気を出したのは、そんなに古いことではなく、冷蔵庫がかなり普及し出した昭和に入ってからである。
第二次世界大戦後10年を経て、生鮮食品や医薬品などを低温で流通させるゴールドチェーンが完成されてからは、マグロのトロや赤身がますます珍重されるようになり、現在に至っている。
河隅:「冷蔵庫が普及しだして、保存が可能になった事によりマグロの人気に火がついたのですね!」
マグロはサクにきって冷蔵ケースに並べて売られているので、買って帰ったらすぐに冷蔵庫に入れ、食べるときによく切れる包丁できれいに切れば刺身のできあがりである。この手軽な点が人々を人気を得ていることであろう。サクで売られているのは、関西ではキハダマグロやメバチマグロなど、関東ではクロマグロやメバチマグロ、ミナミマグロである。
河隅:「関西と関東で売られている種類が微妙に違うのですね。関西人と関東人とでは好みが違ったりするんでしょうか?笑」
クロマグロとミナミマグロ場合、結婚式や誕生祝い、祝勝会などを始めとする種々の行事では、高級から最高級のマグロが使われている。普段庶民は、そんな高級なマグロはめったに食べれないが鮮度にさえ気をつければ、とにかくマグロもそれなりにおいしい。そこで予算に応じてどれかのマグロが手に入れば、一応おいしくて華やかな一品を味わうことができる。