大阪の東天満でマグロ各部位の名称について説明してます!
- マグログ
マグロ達人岡本です。本日はマグロの各部位について簡単にご説明させて頂きます。体を支えている中骨から上を【背】下を【腹】と呼ぶ。又エラから背びれまでを【カミ】真ん中を【ナカ】尾の近くを【シモ】と呼び、使い分ける私たちが【トロ】と呼ぶのは腹の部分で、その中でも最も貴重とされるのが【腹カミ】反対に【赤身】と呼ばれるのは背の部分で、その中でも【背ナカ】が最も高品質とされています。
続いて中骨です。マグロの身はとても繊細ですので、ひっくり返さないでそのまま外していきます。中骨についている身が中落といいまして、いわゆる【ネギトロ】にあたります。昔、漁師さんが中落の身を貝殻でこそぎ取る所からねぎ取る→ネギトロと呼ばれるようになったと言われております。
マグロの中落ちといえば、ネギトロなどによく使われる食材です。みなさんも一度は口にしたことがあると思います。リーズナブルで美味しい、家庭に嬉しい存在ですよね。マグロであることは理解できるが、中落ちとはどこの部位なのだろうか?実は知らない人も多いかもしれませんが、その答えはズバリ、中骨についている身のことです
マグロ解体ショーが終わりますと、捌きたての生マグロを使用した寿司の振舞いが始まります。皆さんが一番楽しみにしているお寿司(笑)、いち早くお届けする為にここからはスピード勝負。あっという間(時間にして約25分)で400貫のお寿司が出来上がります。ここまで生マグロの価値を様々な角度から説明してきましたので、満面の笑みでお寿司を召し上がられます
さらに魚体が大きい上に長時間の輸送を余儀なくされるマグロは【下身】よりも【上身】が良いとされる。この下身、上身とは、マグロを寝かせた状態について言う物です。地面側の下身には、魚体の重みがかかる為、身割れなどがおきて鮮度が落ちることがあるとされております。今日はここまでーー又皆様にマグロプチ情報をお届けします。(*^。^*)