東京のホテル様でマグロ解体ショーを実施してまいりました
全国各地へ出張ケータリングを実施しております鮪達人、今回は東京のホテル様でマグロ解体ショーを実施してまいりました
今回のご依頼はお客様から直接お問い合わせ頂きまして、いわゆる法人様の持ち込み商品として鮪達人のマグロ解体ショーがあったという事例です。ホテルでのマグロ解体ショーは、会場様から新郎新婦様に提案して下さる場合と、今回みたいに新郎新婦様から直接ご依頼あるパターンと両方ございます。
到着すると担当様、会場スタッフ様とご挨拶。搬入経路を確認して準備に取り掛かります。この時にスムーズな準備ができるように養生シートとマグロ解体ショーに流すCD/DVDを先に用意します。養生シートは準備する際、一番先に用意するもの、CD/DVDは会場の音響担当者様にリハーサルをしてもらう為に早目にお渡しします
マグロ準備中
まぐろちゃんの生態について少し説明しながらを。マグロは餌の乏しい外洋を回遊することが多いため、餌を捕まえるために高速で泳ぐ能力を身に付けました。
形態的には無駄のない、完全紡錘形の頑丈な体つきになりました。そして、高速遊泳時における水の抵抗を少なくするために、第一背ビレ、胸ビレ、腹ビレを収納する装置(鰭収納溝)を備え、また優れた推進力を生み出す強力な尾ビレを持っています。通常は時速30~60kmくらいで泳ぎますが、最高では時速160kmで泳ぐとの報告もあり、海の最速の魚といえます
マグロ捌きの始まり!
マグロのカブトと尻尾、カマの順番で捌いていきます。マグロの尻尾は、マグロの状態のほとんどが分かる部位とされております。水揚げされたマグロがどれくらい鮮度があるのかを見るのに尻尾の断面で判断します。市場でマグロが横になっている映像がニュースで流れている際に、マグロの尻尾が無いのはそのせいです。もっと昔は、胴体の部分を削って鮮度を見ていたので、マグロがボコボコになったそうです。汗
続いて頭の部位です。栄養素の宝庫とも言われる頭は、頭肉(脳天)の部位は本マグロなら大トロよりも脂が乗っていて大変希少価値があります。続いてホホ肉は、止まらないマグロは年中ホホ肉を動かして酸素を取り入れています。ですので、筋肉の発達が進んでいて、お肉のようなサシの入った部位です。
その後はカマです。他の魚同様、マグロにもカマが2つ付いておりまして、本マグロのカマは【カマトロ】と呼ばれ、上品な甘味のある味と全体の1%しかとれないのが特徴です
そこから胴体へ移ります。通常お魚は3枚卸しが基本ですが、マグロは5枚で卸していきます。上身の背と腹、中骨、下身の背と腹という形で捌いていきます
皆様大好きマグロのお振舞のtime(^_-)-☆待ちに待ったマグロの味は【格段、格別】まさに至極の味というにふさわしいでしょう。市場にたった1割しか流通していない貴重な生マグロがほんの30分前までは丸々一本の状態でしたのにもうお口の中に入る、正にマグロ解体ショーならではのスピード感です。何処へでも馳せ参じますので、鮪達人のマグロ解体ショーを宜しくお願い致します!