東京のホテル様でマグロ解体ショーを実施してまいりました!
9月の後半に法人様のパーティーでマグロ解体ショーの出張ケータリングを実施してまいりました!
9月の後半に東京の法人様のパーティーにマグロ解体ショーのご依頼がありました。5周年を祝うイベントで、盛大に盛り上げて欲しいとのリクエスト。勿論、鮪達人の得意とする所でございます!
素敵な内装で煌びやかな空間。このような場所にまさかマグロが一本登場してくるとは、ゲストの皆様想像もつかないです。(笑)この真逆の組み合わせこそサプライズの効果抜群の商品となる訳です。しかも”出オチ”みたいな、マグロの登場時が一番のピークという訳ではありません。登場してビックリ!⇒マグロ解体ショーを見て・参加して楽しむ⇒捌きたてのお寿司を食べて大満足と、最後までピークが続く、そんな感じでしょうか。ホテルでのマグロ解体ショーは、15年目を迎える鮪達人にとって【ホーム】と呼べる程の実施数を重ねております。
現場に到着すると担当されているプランナー様、会場スタッフ様とご挨拶。搬入経路を確認して準備に取り掛かります。この時にスムーズな準備ができるように養生シートとマグロ解体ショーに流すCD/DVDを先に用意します。養生シートは準備する際、一番先に用意するもの、CD/DVDは会場の音響担当者様にリハーサルをしてもらう為に早目にお渡しします。
セッティングは場所により様々で、会場内に組む場合もあれば、会場外で用意する事もあります。打ち合わせ段階からどのように当日進めるかはプランナー様とさせて頂きますので、新郎新婦様には余計なご負担はかけないようにしております。勿論どちらにセッティングしたとしましても、サプライズ感は非常に大切に考えております。会場内ですと、大きなクロスに隠して用意します。会場外ですと、ステージ近くの扉前に準備する事が多いです。
時間が来まして、司会者が【皆様、スペシャルゲストの登場です】とゲストの皆様へお伝えするのを合図に、登場するBGMが流れます。そうすると職人がマグロを肩に担ぎ上げでゲストのお席へ登場します。破壊力抜群のサプライズ登場に会場はマグロ一色となります。
マグロ解体ショーが始まるといきなり捌く訳ではありません。生マグロの説明をクイズ等しながら楽しくお勉強してもらいます。市場にたった1割しか流通していない貴重な生マグロ、そのメッカとも言うべき水揚げ量が日本でも有数の漁港がある和歌山・勝浦・串本からやってきた生マグロと鮪達人。よりマグロ解体ショーを楽しく見てもらう為です。
そして、マグロ入刀式へと進んでいきます。
マグロは幸せを呼ぶ魚と言われております。10日戎には神社に奉納され一年間の幸せを祈願する、そんなお祝い事にはピッタリのお魚です。そんなマグロの記念すべき一太刀目は、職人が行うのでは無く、新郎新婦様に行って頂きます。ケーキ入刀ならぬ【マグロ入刀式】ですね! マグロ長刀を二人で持ち、ゲストの皆様へ大きな幸せが訪れる事うを願って入刀して頂くこの瞬間は絶好のシャッターチャンスとなります。
マグロ解体ショースタート!
マグロを只捌くだけでなく、部位毎に説明していきますので楽しくマグロの知識がお勉強できます。マグロ解体ショーをご覧になるシーンは市場やスーパーマーケットが多いかも知れません。自分達のグループだけでご覧になるマグロ解体ショーは盛り上がりも倍増です
マグロのカブトと尻尾、カマの順番で捌いていきます。マグロの尻尾は、マグロの状態のほとんどが分かる部位とされております。水揚げされたマグロがどれくらい鮮度があるのかを見るのに尻尾の断面で判断します。市場でマグロが横になっている映像がニュースで流れている際に、マグロの尻尾が無いのはそのせいです。もっと昔は、胴体の部分を削って鮮度を見ていたので、マグロがボコボコになったそうです。汗
続いて頭の部位です。栄養素の宝庫とも言われる頭は、頭肉(脳天)の部位は本マグロなら大トロよりも脂が乗っていて大変希少価値があります。続いてホホ肉は、止まらないマグロは年中ホホ肉を動かして酸素を取り入れています。ですので、筋肉の発達が進んでいて、お肉のようなサシの入った部位です。
その後はカマです。他の魚同様、マグロにもカマが2つ付いておりまして、本マグロのカマは【カマトロ】と呼ばれ、上品な甘味のある味と全体の1%しかとれないのが特徴です
そこから胴体へ移ります。通常お魚は3枚卸しが基本ですが、マグロは5枚で卸していきます。上身の背と腹、中骨、下身の背と腹という形で捌いていきます
捌きたての生マグロ寿司!
マグロ解体ショーが終わりますと、捌きたての生マグロを使用した寿司の振舞いが始まります。皆さんが一番楽しみにしているお寿司(笑)、いち早くお届けする為にここからはスピード勝負。あっという間(時間にして約25分)で400貫のお寿司が出来上がります。ここまで生マグロの価値を様々な角度から説明してきましたので、満面の笑みでお寿司を召し上がられます