東京の法人様よりご依頼を受けホテル会場にてマグロ解体ショーを実施して参りました!
東京でのご依頼が増えてきており嬉しい限りです!今回はホテルの会場でマグロ解体ショーを実施して参りました!
東京でのご依頼が本当に増えてきております。関西だけでなく、全国各地へ出張しております鮪達人。遠方よりのご依頼は、本当に嬉しい限りです。今回は東京の法人様よりご依頼を受け、ホテルの会場でマグロ解体ショーを実施して参りました!
マグロスタンバイ
マグロ専用発泡スチロールに氷詰めして現場へ持って行きます。これにより5度以下の保冷状態が可能になります。会場様の冷蔵庫を借りる事も無く屋内・屋外問わずにマグロの状態を良いままで保存し、10分前にマグロを発泡スチロールから取り出し、拭き上げ最終準備に入ります
始まる直前にマグロを抱え上げ、準備万端!司会者が【皆様、スペシャルゲストの登場です】とゲストの皆様へお伝えするのを合図に、登場するBGMが流れます。そうすると職人がマグロを肩に担ぎ上げでゲストのお席へ登場します。破壊力抜群のサプライズ登場に会場はマグロ一色となります
マグロ解体ショー!
マグロのカブトと尻尾、カマの順番で捌いていきます。マグロの尻尾は、マグロの状態のほとんどが分かる部位とされております。水揚げされたマグロがどれくらい鮮度があるのかを見るのに尻尾の断面で判断します。市場でマグロが横になっている映像がニュースで流れている際に、マグロの尻尾が無いのはそのせいです。もっと昔は、胴体の部分を削って鮮度を見ていたので、マグロがボコボコになったそうです。汗
続いて頭の部位です。栄養素の宝庫とも言われる頭は、頭肉(脳天)の部位は本マグロなら大トロよりも脂が乗っていて大変希少価値があります。続いてホホ肉は、止まらないマグロは年中ホホ肉を動かして酸素を取り入れています。ですので、筋肉の発達が進んでいて、お肉のようなサシの入った部位です。
その後はカマです。他の魚同様、マグロにもカマが2つ付いておりまして、本マグロのカマは【カマトロ】と呼ばれ、上品な甘味のある味と全体の1%しかとれないのが特徴です
そこから胴体へ移ります。通常お魚は3枚卸しが基本ですが、マグロは5枚で卸していきます。上身の背と腹、中骨、下身の背と腹という形で捌いていきます
捌きたての生マグロ寿司!
マグロ寿司の数にもよりますが、マグロが入場してショーが終わるマグロ解体ショーが終わりますと、捌きたての生マグロを使用した寿司の振舞いが始まります。皆さんが一番楽しみにしているお寿司(笑)、いち早くお届けする為にここからはスピード勝負。あっという間(時間にして約25分)で400貫のお寿司が出来上がります。ここまで生マグロの価値を様々な角度から説明してきましたので、満面の笑みでお寿司を召し上がられますのが約15分。そこから準備を経て全てのお寿司が完成するのが約30分。ここまでで約45分前後で全て完成です。