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東京にある法人様のオフィス内でマグロ解体ショーを実施して参りました

  • 東京にあります法人様のパーティーにマグロ解体ショーを実施して参りました!
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実施日 2023年2月24日
参加人数 150名様
マグロの大きさ 本マグロ40㌔

東京にあります法人様のパーティーにマグロ解体ショーを実施して参りました!

2023.05.26
2023.05.26

東京にあります法人様のパーティーにマグロ解体ショーを実施して参りました!

マグロ解体ショーを実施する場所は様々です。ホテル様の宴会場であったり、ゲストハウス様、パーティー会場・パチンコ店等多岐に渡りますが、お客様がお仕事をされているオフィス内で実施する場合も少なくありません。今回は東京にあります法人様のパーティーをオフィス内で実施してまいりました。

オフィス内でマグロ解体ショーを⁉

綺麗なオフィス内に場違いな紅白幕と大漁旗ですね(笑)。普段皆様がお仕事されている日常から、マグロ解体ショーという非日常空間へと変わっていきますので、これくらいの派手さは必要です。

どの会場様でも同じですが、施設を汚したり傷つけないようには細心の注意を払います。養生シートは勿論、壁にモノを立て掛けたりしないようにも徹底しております。

今回の会場はビルの8Fでした。地下の駐車場から荷物を降ろし、台車に乗せてエレベーターで上がります。この時にマグロの巨大発泡スチロール(180×60×70)、テーブル、大漁旗等の備品を壁にこすらないよう、エレベーター内でもきをつけます。

会場に到着すると、まずは場所の確認を行います。どの場所で行うか確認しますと、まずは養生シートを張ります。マグロ自体は内臓を外しておりますので、血しぶきは出ないのですが、解体ショー中には少しですが、マグロの身がテーブルから落ちる時もあります。

綺麗に養生シートを張りましたら、次はテーブルをセットします。テーブルは大きな長方形テーブル(180×900)を2つ作ります。マグロ解体ショー用で使用するテーブルと、寿司皿を置くテーブルです。

このサイズは、スタンダードな会議用テーブルを2つくっつけたサイズと同じです。ですので、私達はどの現場にもテーブルを4台用意して現場へ向かいます。

テープでしっかりと固定し、マグロを置いてもしっかりと支える状態にして強度を高めます。そして、上から養生シートを張り、周りに紅白幕をつけます。養生シートの上にはまな板や桶をセットしますが、アルコール除菌とラップを使用して衛生管理にもしっかりと努めます。

テーブルセットと同時進行で、大漁旗・ノボリの準備を行います。高さを合わし、整える事で見栄えも綺麗にします。

時間が迫ってきましたら、シャリの準備にかかります。マグロ解体ショーが終了すると、素早くお寿司のお振舞いができるよう直前にお皿へ仕込みます。

準備が整いましたらマグロ解体ショーのスタートです。BGMが鳴り、マグロを肩に担いだ職人がお客様の前を練り歩き、ステージに到着します。そこから本日お持ちしたマグロの説明を行います。

さぁここからが本番!マグロ解体ショーのスタート!・・・ではございません(笑)折角マグロとお近づきになれた!?ので、ここはマグロを楽しく勉強して頂こうとマグロクイズというものがあります。セリ方式の簡単な数字当てのクイズとなりますが、希少部位の当たる景品に皆様こぞって参加されます。問題の一つに『マグロは色々あるけれど、全部で何種類?』という内容があります!これを見て頂いた皆さんにこっそり正解をお教えします!

クロマグロ

全長3m、体重400kgを超える巨大魚です。生息しているのは、日本近海を含む太平洋の熱帯、温帯海域です。一般的にはクロマグロという名前で流通していますが、地域によっては呼び名があります。まだまだ若い時は、近畿や四国地方で「ヨコ」「ヨコワ」、中部、関東地方では「メジ」「ヒッサゲ」と呼びます。成魚になると、東京では「ホンマグロ」、それ以外のエリアでは「シビ」「クロシビ」などとも呼びます。大間産が最上級で、1頭1,000万円を超える超高価格魚です。そのため、「黒いダイヤ」とも呼ばれたりします。

キハダマグロ

日本近海で摂れるものは全長1~1.5m程度ですが、インド洋では全長3mにも達します。尻ヒレと身体が黄色いため、キハダと呼ばれています。生息海域は、赤道を中心に南北に緯度35度までの熱帯エリアです。漁獲量は7種類の中では最も多く、缶詰などに加工されています。身には、トロに当たる脂肪部分がありません。若魚の時は東京、和歌山で「キワダ」、それ以外のエリアでは「キメジ」と呼ばれます。静岡では一生を通じて「ゲスナガ」、高知では「イトシビ」と呼ばれています。

ミナミマグロ

全長約2.5mのミナミマグロは、別名インドマグロとも言います。南半球の南緯60度までの亜熱帯、温帯海域に生息します。身の脂が豊富なので、寿司ネタにはこのミナミマグロが使われることが多いです。そのため、日本における消費のために乱獲され、やはりIUCNレッドリストでは超絶滅危惧種に認定されています。

メバチマグロ

全長2mほどの中型のマグロです。体形はずんぐりしていて、大きな目をしています。メバチという名前はこの目玉に由来します。日中はほかのマグロより深海を泳ぎ、夜は海面に上がってくる性質を持っています。赤道を中心に南緯、北緯とも35度までの熱帯エリアに生息します。世界的に漁獲量は多いですが、そのほとんどが日本での消費です。東北、関東では「バチ」、九州では「メブト」と呼ばれ、幼魚の時には「ダルマ」とも呼ばれます。これも絶滅危惧種です。

ビンナガマグロ

体長1m程の小型のマグロです。胸ビレが長いため、それをもみあげに見立ててビンナガと呼ばれています。その形から「トンボ」「シビ」などとも呼ばれます。生息地域は赤道中心に南北に緯度10~35度の熱帯、亜熱帯海域です。身は淡いピンク色でやや水っぽく、酸味があります。鶏肉に似ているため、日本よりも欧米での消費が多く、缶詰などに加工されています。

クロヒレマグロ

タイセイヨウマグロと呼ばれもするが、大西洋のクロマグロと混同するのでクロヒレマグロの呼び名がついております。体長1m前後、体重20㎏と、鮪の仲間では小型種である。西部大西洋に生息し、同じサイズのメバチと外見も肉質も似ている。メバチの小離ビレが黄色なのに対し、本種は黒いので判別できる。

コシナガ

ほとんどが60cmほどの、マグロとしては小型種です。その名の通り尾の部分が長く、身体全体に細長いのが特徴です。生息海域はインド太平洋の熱帯、亜熱帯ですが、夏季には日本近海でも獲れ、主に加工されます。クロマグロの幼魚であるヨコワとも似ていますが、ヨコワは春、秋に獲れ、コシナガは夏にとれる特徴から区別できます。九州では「トンガリ」とも呼ばれます。

マグロクイズの正解者には景品あり♪

今回のクイズ景品はネギトロでした♪

ここから【マグロ入刀式】が始まります。

マグロは”幸せを呼ぶ魚”と呼ばれるお魚です。何故、幸せを呼ぶ魚と言われているかというと、マグロの奉納は大漁と商売繁盛を願って昭和45年から西宮神社で始まったもので、2008年からは同市場の青果卸売協同組合なども奉納を行い、マグロの横に青果も供えられます。巨大な冷凍マグロが奉納された。頭や体にさい銭を貼り付けると「お金が身につく」とされ、早速、御利益にあやかろうと多くの参拝者が毎年訪れます。東部水産物卸売協同組合などが「十日えびす」(9~11日)にあわせ、1970年から奉納が始まりました。

そんな幸せ一杯、縁起の良いお魚なので、一太刀目は職人ではなくお客様に入刀して頂きます。

マグロ長刀を持つ事自体、経験ある方も中々いらっしゃらないのではと思いますが(笑)結婚披露宴では新郎新婦様、法人様のパーティーでは代表者様、通常のパーティーではご希望の方や、お子様がいらっしゃいましたら、お子様が入刀される場合もございます。

ケーキですと、スパッとナイフが入りますが、マグロの皮は大変固いので一発では入りません。マグロ長刀を何回かゴシゴシしてもらうのですが、ここでMC役の人間が会場のお客様に『ヨイショーの御唱和お願い致します!』と呼びかけ、会場は一体感が生まれます。

そして無事マグロ長刀が入った時が、シャッターチャンス。この瞬間に止まってもらい、皆様に写真を撮って頂きます。SNS映えも良く、お客様からの反応も強いです!正に幸せが溢れ出る瞬間で、シャッターチャンスを見逃すまいと大勢の人が集まります。左⇒中央⇒右と、新郎新婦様は緊張と笑顔の面持ちで一生に一度の素敵なポージングをとります。

マグロ解体ショー本番!

ここからが、マグロ解体ショー本格的に捌いていきます。各部位毎に説明もしっかりと行い豪快且つスピーディーにマグロ解体ショーを進めて行きます。

捌きたての生マグロ寿司は絶品です♪

マグロ解体ショーが終了すると、直ぐにお寿司の準備。節の状態のマグロをブロック→柵→切り身と細かくしていき準備しておりましたシャリの上へ次々と乗せていきます。今回もお客様は美味しさの笑顔で満開となっておりました

 

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