大阪のゲストハウス様でマグロ解体ショーを実施して参りました!
結婚披露宴は、いつもドラマチック♬そんな非日常空間に非日常空間マグロが登場します!
結婚式というのは、新郎新婦様・ご両家様様に取りましても大変大切で素敵な時間ですね。それを共有するゲスト様、支える会場様。皆さんで作り上げていく素晴らしい空間です。そのようなお席に鮪達人として同じ空間を共有できるのは、本当に感謝の気持ちで一杯です。鮪達人が会場におられる皆様にできる事は何か、、、そう、サプライズ演出として会場にいらっしゃる方全員に驚いて頂き、マグロ解体ショーの迫力を感じて、捌きたての生マグロ寿司の美味しさを味わってもらう事です。その為に私達は一期一会の精神で全力で取り組みます。今回は大阪にあるゲストハウス様でマグロ解体ショーを実施して参りました!
煌びやかな空間♬
天井が高いと開放感も増して、とても晴れ晴れした気分になりますね♬特にゲストハウス様はホテル様のご宴会場と異なり、個性溢れる造りをした会場様をよく見かけます。今回の会場様も日の光が差し込み、とても晴れ晴れとした空気となります。会場には2時間前に現場へ到着し、ご担当者様とお打合せや準備に当たるのですが、結婚式の場合には一般のご宴席と異なる所がございます。それは、進行のどのタイミングで行うかと、サプライズのテーブルを会場中に入れておくのか、会場外でセッティングするのかでも変わります。進行で言いますと、大きく3つのパターンに分かれます。①乾杯後、歓談入って直ぐのタイミング②お色直し前のタイミング③お色直し後のタイミングです。②や③のタイミングですと、ご宴席スタートしてから1時間近く経過する時もありますが、サプライズとして会場内にセットする場合はご披露宴が始まる前に準備完了の必要性があります。会場外の別場所でセッティングする場合は、ご披露宴の進行の邪魔をしないので、マグロ解体ショー実施2時間前程の到着となります。結婚式でのマグロ解体ショーは、ほぼサプライズ演出となります。煌びやかなご披露宴会場を、いかにしてマグロ空間に作り上げゲストの皆様に非日常体験を味わって頂けるかが鮪達人の使命となっております。そこに細心の注意を払いながら、盛り上がる演出としてどのように進めて行くか会場様ともお打合せを進めていきます。会場様との連携はとても大切で、会場内でマグロ解体ショーのテーブルを隠す際には、どの場所で隠すのかもポイントとなります。マグロ解体ショースタート前は、マグロの空気と言いますか、雰囲気を消す必要があります。紅白幕にのぼり・大漁旗ですもんね汗 この気配はゲストの皆様に感じさせる訳にはなりません。会場隅に置いたりしながら、いかに会場の空間に染めれるかがポイントとなります。会場外から運び入れる場合もあります。その場合は別部屋で用意しておいて、マグロ解体ショーが始まる直前にステージ近くの扉口前に待機させ、マグロが登場する同タイミングでテーブルを会場内に運び出します。これも息の合ったタイミングが求められますので会場様との連携がとても大切となります。
マグロ入場!
マグロ入場の際も、どのようなキッカケでスタートするかを司会者様交えて決定します。ポイントは①司会者様が『今からサプライズゲストの入場です!』といった内容を一言添えてからBGMをかけるのか、②司会者様が何も言わない形式でいきなりBGMがかかり、マグロが入場するパターンです。どちらを選ばれても、ゲストの皆様の盛り上がりは強く、非日常空間がスタートします!
片手にマグロを担ぎ、片手にマイクでパフォーマンスと豪快で勇ましい職人が会場内を練り歩きます。マグロ解体ショーのプランは20㌔400貫からご用意しております。鮪達人は20㌔400貫プランでも40㌔サイズのマグロをお持ちします。何故かと言いますと、20㌔サイズのマグロはまだまだ成長途中です。マグロ解体ショーの迫力を存分に感じるのは40㌔サイズが必要であると考えております。ですので、20㌔プランでも40㌔サイズのマグロをお持ちして迫力あるマグロ解体ショーを楽しんで頂きます(お寿司としてお振舞いする分量は半身です)
【見て・参加して・食べて】楽しめる鮪達人のマグロ解体ショーの【見る】部分ですね!マグロ解体ショーを見たという方も、市場やスーパーの実演販売としてご覧になられた機会が多いのではないでしょうか。それぞれに楽しみ方は異なりますが、不特定多数の方でご覧になるのと、一つのグループでご覧になるのとではリラックス具合が変わります。自分達のグループでご覧になるマグロ解体ショーですと、お写真を撮る為に前へ近づくのも容易ですし、記念撮影も気軽に楽しめます。
幸せを広げるマグロ入刀式!
マグロは幸せを呼ぶ魚と言われております。10日戎には神社に奉納され一年間の幸せを祈願する、そんなお祝い事にはピッタリのお魚です。そんなマグロの記念すべき一太刀目は、職人が行うのでは無く、新郎新婦様に行って頂きます。ケーキ入刀ならぬ【マグロ入刀式】ですね! マグロ長刀を二人で持ち、ゲストの皆様へ大きな幸せが訪れる事うを願って入刀して頂くこの瞬間は絶好のシャッターチャンスとなります。
又ケーキで異なりまして一年中泳いでいるマグロは皮が大変固いです。ここで、マグロが止まらない魚についてせつめいを。
マグロは【止まらない魚】としても有名です。マグロは世界の海を回遊するため筋肉質で、常に新鮮な酸素を補給して筋肉に回す必要があります。水の中に溶けている酸素を取り入れるには泳ぎ続けるしかないのです。口を開けて泳ぐことで口からエラに水が流れ、効率よく酸素を取り込むことができます。逆に泳ぐのをやめてしまうと呼吸ができなくなり、死んでしまいます。
マグロの瞬間時速はとても速く、身の危険を感じたり、獲物を追うときは時速100㎞以上、瞬間で160kmとも言われています。水の抵抗が少ない紡錘形の身体には、ヒレが収まる溝があります。周りの水温より体温を高く保つことができ、疲れ知らずの長距離ランナーでもあります。太平洋クロマグロは夏に南西諸島周辺や日本海で生まれ、その多くが長崎県の壱岐・対馬周辺で冬を越して太平洋を横断。北アメリカ西岸で3歳頃まで過ごし、日本周辺に戻って産卵。その後は日本近海で過ごすといわれています。
160㎞なんてめちゃくちゃ速いですよね汗
そのスピードを出す為に、マグロの鱗は皮の外についているのでは無く、皮の中にございます。見た目はツルツル、水の抵抗を減らしたボディになっております。
そのマグロの硬い皮をマグロ長刀でケーキナイフに見立ててゴシゴシと頭の部分を何往復もします!その時にゲストの皆様が『よいしょ~よいしょ~』の大合唱で盛大かつインパクト満載です
マグロ解体ショースタート!!
マグロを只捌くだけでなく、部位毎に説明していきますので楽しくマグロの知識がお勉強できます。マグロ解体ショーをご覧になるシーンは市場やスーパーマーケットが多いかも知れません。自分達のグループだけでご覧になるマグロ解体ショーは盛り上がりも倍増です
マグロの尻尾、カブト、カマの順番で捌いていきます。マグロの尻尾は、マグロの状態のほとんどが分かる部位とされております。水揚げされたマグロがどれくらい鮮度があるのかを見るのに尻尾の断面で判断します。市場でマグロが横になっている映像がニュースで流れている際に、マグロの尻尾が無いのはそのせいです。セリでマグロの価値を判断される仲買人さんも真剣な眼差しになるポイントですね!
続いて頭の部位です。栄養素の宝庫とも言われる頭は、頭肉(脳天)の部位は本マグロなら大トロよりも脂が乗っていて大変希少価値があります。続いてホホ肉は、止まらないマグロは年中ホホ肉を動かして酸素を取り入れています。ですので、筋肉の発達が進んでいて、お肉のようなサシの入った部位です。
その後はカマです。他の魚同様、マグロにもカマが2つ付いておりまして、本マグロのカマは【カマトロ】と呼ばれ、上品な甘味のある味と全体の1%しかとれないのが特徴です
そこから胴体へ移ります。通常お魚は3枚卸しが基本ですが、マグロは5枚で卸していきます。上身の背と腹、中骨、下身の背と腹という形で捌いていきます
続いて中骨です。マグロの身はとても繊細ですので、ひっくり返さないでそのまま外していきます。中骨についている身が中落といいまして、いわゆる【ネギトロ】にあたります。昔、漁師さんが中落の身を貝殻でこそぎ取る所からねぎ取る→ネギトロと呼ばれるようになったと言われております。
マグロの中落ちといえば、ネギトロなどによく使われる食材です。みなさんも一度は口にしたことがあると思います。リーズナブルで美味しい、家庭に嬉しい存在ですよね。マグロであることは理解できるが、中落ちとはどこの部位なのだろうか?実は知らない人も多いかもしれませんが、その答えはズバリ、中骨についている身のことです
捌きたての生マグロ寿司♬
マグロ解体ショーが約15分程で終了すると、すぐさまへお振舞い寿司の準備へと移行します。捌きたての生マグロ寿司を少しでも早くお届けする為に、ここからはスピード勝負。MC役の人間も職人と一緒にマグロを捌いていきます。マグロ解体ショーで節に分かれたマグロをブロックにして、ブロックから柵、柵から切り身へと捌き、そこから事前に用意したシャリ玉にのせていきます。細かく提供方法は事前のお打合せでいかようにも対応します。初めに3貫出してオカワリ分を握ったり、今回のように刺身とお寿司の盛り合わせで提供する事も可能です。新郎新婦様、お客様のはじける笑顔が印象的な結婚式でした!