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兵庫県の住宅展示場様でマグロ解体ショーを実施して参りました!

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実施日 2023年6月19日
参加人数 60名様
マグロの大きさ 本マグロ40㌔

兵庫県の住宅展示場様でマグロ解体ショーを実施して参りました!

2023.06.08
2023.06.08

兵庫県にある住宅展示場様の集客イベントとしてマグロ解体ショーを実施して参りました!

今回は兵庫県にございます住宅展示場様でマグロ解体ショーを実施して参りました!当日はイベントが開催されており、その一環としてマグロ解体ショーが見れる!という告知をお客様になされておりました。

このような集客イベントとしてのマグロ解体ショーご依頼は多岐に渡ります。今回のように住宅展示場様以外ですと商業施設様、パチンコ店様、個人店様とございます。施設様の周年をお祝いするイベントや、集客をかけたい時にご依頼を頂く場合が強いです。

集客イベントに使われる商品は多数あるかと思いますが、マグロ解体ショーのメリットは【見て楽しい・参加して楽しい・食べて楽しい】と複数の楽しみが味わえる商品です

参加して楽しい♬

お客様にマグロ解体ショーの演出として参加して頂きます。【マグロ入刀式】という演出なのですが、マグロは”幸せを呼ぶ魚”として有名です。西宮神社、十日戎の際にはマグロが神社で奉納されます。これくらい縁起が良いお魚ですので、一太刀目は職人では無くお客様に入刀して頂こうというのが、マグロ入刀式の演出です。

ケーキ入刀はご経験ある方もいらっしゃると思うのですが、マグロ入刀となりますと、ほぼ皆様も初体験。記憶にも記念にも残るお写真を撮る事ができます。

 

見て楽しい♬

鮪達人のマグロ解体ショーは迫力満点&部位による説明もありますので、楽しくマグロの知識を得る事ができます。お持ちするマグロのサイズは40㌔以上、中々目の前で40㌔サイズの魚を目にする機会はありません。

家族や友人にお見せする為に撮られたり、SNSにアップする用としてマグロを皆様写真に納められます。

マグロ解体ショーは、各部位毎に説明をつけながら捌いていきます。

尻尾・・・ マグロの尾は、尾鰭(ヒレ)と呼ばれる部分です。尾鰭は大きく二つに分かれており、上下に広がる特徴的な形状をしています。これにより、マグロは高速で泳ぐことができるようになっています。普段、ゆっくりと回遊する時は時速30-40㌔ですが、イカや小魚の餌を見つけた際には最高速度160㌔出るそうです。こんなに大きなマグロが160㌔・・・餌の方もひとたまりも無いですね汗

マグロの尾鰭は、筋肉や軟骨に支えられた強靭な構造を持っています。これにより、マグロは長時間の泳ぎや高速での移動が可能となっています。尾鰭はマグロのパワフルな推進力を生み出す重要な役割を果たしています。

マグロの尾鰭の色彩は、種類によって異なります。一般的には、黒や青を基調とした色合いが見られます。また、マグロの中には尾鰭に特徴的な模様やマーキングを持つ個体もあります。マグロの尾鰭は食材としてはあまり利用されません。一般的には、マグロの身や脂の部分が主に利用されます。マグロの尾鰭は漁獲時に捨てられることが多いですが、一部の地域や文化で料理や装飾品として利用されることもあります。

マグロの尾は、その魚の特徴的な部分の一つです。形状や構造によって、マグロが高速で泳ぐことができるようになっています。尾鰭はマグロのパワーと優れた泳ぎを支える重要な要素です。

又、市場での仲は卸業者尾を捌いた際の断面図を見てマグロの価値を判断します。市場でマグロの映像が映し出される時、尻尾が胴体の上に置かれているシーンを見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外から見ると真っ黒に覆われているマグロの身、どれくらい綺麗なのか、脂が乗っているのか外目では判断つきませんよね?だからといって身の確認する為に胴体を削ってばかりいますとボロボロになり商品価値が無くなります。そこで仲卸業者様の間で尾っぽの断面図を見て判断しようと取り決められたのです。

続いてカブトです。マグロのカブトには、大きくて鋭い目があります。目の周りには鋭い切れ込みや筋肉があり、マグロの視覚と捕食能力を支えています。また、マグロのカブトは頭部の中でも太くて頑丈な骨で構成されており、体全体を支える重要な部分です。

 マグロのカブトには、鰓(えら)や頭蓋骨が含まれます。鰓はマグロの呼吸を担当し、水中から酸素を取り入れます。頭蓋骨はマグロの脳や感覚器官を保護する役割を果たしています。

 マグロのカブトには、大きくて力強い口があります。この口は、マグロが捕食する際に餌を噛み砕くために使用されます。マグロは肉食性であり、口を使って獲物を捕らえる能力に優れています。小さいですが、鋭い歯があり、触れるとすぐに血が出てしまう程です。

 マグロのカブトや頭部の構造に関する研究は、マグロの生態や行動の理解を深めるために行われています。特に、マグロのカブトの形状や筋肉の特性は、高速で泳ぐ能力や水中でのマヌケ効果に関連しています。

マグロのカブトは、その特徴的な形状や解剖学的要素から、マグロの身体構造と生態において重要な役割を果たしています。マグロのカブトの特徴や機能についての研究は、マグロの生態学や保護に貢献しています。

そんな大切な部位カブトを豪快に捌きます。【マグロは捨てる箇所の無い魚】と言われております。脳天やホホ肉は少し火を通して食べると絶品です。目の周りにはコラーゲンがたっぷり、目玉も煮付けにしてお召し上がり頂けます。

カブトが捌かれますと、カマに移ります。

マグロのカマは、頭部から尾部にかけての部分で、胸びれの前方から始まります。カマは胸びれと尾びれの間に位置し、マグロの胴体の中心部にあたります。 マグロのカマは、赤身部分やトロ部分とは異なる特徴を持っています。一般的には、カマは筋肉が密集しており、赤身よりも引き締まった食感や味わいを持つことが特徴です。また、カマには脂の含有量が少なく、赤身の部分と比べてさっぱりとした味わいがあります。

しかし、本マグロ(クロマグロ)だけは、上品な甘みを持つ【カマトロ】という部位が存在します。

超超希少部位で、食べれるチャンスのある方はラッキーです。

マグロのカマは、寿司や刺身の一部として利用されることがあります。カマの肉は、独特の食感と風味を持ち、マグロの旨みを楽しむことができます。カマの肉は、赤身部分とは異なる特徴を持つため、好みに応じて選ばれることがあります。カマの肉は、焼き物や煮物、炒め物などにも使用されることがあります。カマの肉は比較的しっかりとした食材であるため、調理方法によってさまざまな料理が楽しめます。

胴体を捌きます!

カマを捌き終わりましたら、胴体を捌きます。通常お魚の捌きと言いますと3枚卸しがスタンダードなのですが、鮪達人は5枚卸しで捌いていきます。

5つの部位に分けるのですが、上身の背・腹、真ん中の中骨、下身の背・腹と捌いていきます。

背の部分には、『ひれ』が付いております。マグロの背びれは、背中の上部に位置しています。背びれは大きくて三角形の形状をしており、マグロの外見上の特徴的な要素の一つです。背びれは軟骨で構成されており、マグロのバランスや姿勢をサポートする役割を果たしています。 マグロの背びれは、水中での姿勢制御や安定性を提供する役割を持っています。また、背びれは水の抵抗を減らし、マグロが高速で泳ぐ際に効率的な動きを可能にする役割もあります。さらに、背びれはマグロの身体温度調節にも関与しています。

マグロの鱗にも特徴があります。マグロの鱗は、円形や楕円形の形状をしており、光沢のある表面を持っています。鱗は一枚一枚重なり合っており、体を保護する役割を果たしています。鱗は魚の皮膚に密着しており、水中での摩擦や外部からのダメージを軽減する役割もあります。マグロの鱗の色彩は、種類や個体によって異なることがあります。一般的には、銀白色や青色を基調とした色合いが見られます。マグロの鱗は、光の反射や水の中での擬態によって、魚の外見を特徴づけています。

魚の成長や体の修復に伴い、マグロは定期的に脱皮(鱗の交換)を行います。脱皮は鱗が古くなり摩耗してきたため、新しい鱗に入れ替えるプロセスです。脱皮により、マグロは健康な状態を維持し、外敵からの保護を確保します。

マグロの鱗は、マグロの外見や保護機能に重要な役割を果たしています。また、鱗はマグロの健康状態や成長に関連しており、脱皮というプロセスを通じて新しい鱗に更新されます。

このように皮が大変固いので、まずは包丁に切り目を入れてから中骨まで包丁を入れます。

このようにして、各部位毎に捌いていきます。

捌きたての生本マグロ!!

マグロ解体ショーが終了しますと、捌きたての生本マグロ寿司をお振舞いする為に素早く準備に移ります。節の状態でありますマグロをブロック→柵→切り身の状態へと移行し、お寿司へと早変わり。

生マグロ寿司は、新鮮なマグロの刺身を使用するため、魚の本来の風味や味わいを楽しむことができます。鮮度が高いマグロは、繊細で濃厚な味わいを持ち、口の中でとろけるような食感が特徴です。

マグロの赤身は、深い味わいと旨味を持っています。しっかりとした肉質と独特の甘みがあり、舌の上で広がる味わいが特徴的です。赤身の部位を使ったマグロ寿司は、しっかりとした旨味を楽しむことができます。

脂の美味しさ: マグロの中でも特に高級とされるのが、トロや大トロと呼ばれる脂の部分です。トロは口の中でとろけるような舌触りとクリーミーな味わいがあり、マグロ寿司の最高の極上品とされます。トロの脂は豊かな風味を持ち、口の中で広がる贅沢な味わいを楽しめます。

この日は400貫のプランでしたが、約30分-35分で完成するというスピード、これはマグロ解体ショーをご覧なったお客様に少しでも早くお寿司を届けたいという想いからでもあります。一つの皿に赤身・中トロ・大トロが並ぶ本マグロ寿司の醍醐味です

お客様も満面の笑みで楽しまれました

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