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大阪市のホテルで法人様のパーティーにマグロ解体ショーの出張ケータリングに参りました!

  • 大阪にあるホテル様でマグロ解体ショーを実施して参りました!
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実施日 2023年1月13日
参加人数 150名様
マグロの大きさ 本マグロ40㌔

大阪にあるホテル様でマグロ解体ショーを実施して参りました!

2023.03.08
2023.03.08

大阪市のホテルで法人様のパーティーにマグロ解体ショーを実施して参りました!

鮪達人のマグロ解体ショーはお祝いイベントでの実施が非常に多いです。と申しますのもマグロは”幸せを呼ぶ魚”という事で有名なのです。1月の十日戎の際、兵庫県西宮神社にマグロが奉納され、マグロにお金を貼り付け一年間の幸せを祈願されております。そんなお祝いの席にピッタリのマグロですので、パーティーや結婚式の余興演出として大変ご好評頂いております。今回も大阪市のホテルで法人様のパーティーの余興演出としてご依頼を受け、マグロ解体ショーの出張ケータリングに参りました!

パーティー会場に到着しますと、設営準備とご担当者様とのお打ち合わせに入ります。パーティーにより様々ですが、この時はパーティーがスタートする2時間前に現場到着致します。基本的にはマグロ解体ショーが始まる2時間前に現場到着するのですが、パーティーの進行で前半部分か後半部分かにより到着時間も変わってきます。

今回はパーティーが始まり、乾杯後すぐのタイミングで実施致しました。と言いますのも、マグロ解体ショーという演出商品は、ショーだけで全て完結するものではありません。マグロ解体ショーが終了した後に、お振舞い寿司をご提供致します。このお寿司の提供時間がどのタイミングかというのも非常に大切です。

パーティーのお時間が、2時間半くらいだと仮定しますと、マグロ解体ショーがイベントの後半に始まりますと、お寿司を食べるタイミングが中締め前になる場合もあります。イベント毎に料理内容や演出内容も異なりますので、必ず前半が良いという訳ではございません。そこはご担当者様とお打ち合わせの中で決めてまいります。

鮪達人のマグロ解体ショーは【見て・参加して・食べて】と複数の満足が得られる、”一粒で三度美味しい”演出商品です。この中で”参加する”演出としてマグロクイズとマグロ入刀式があります。マグロクイズは書いて字のとおりクイズですので、予め準備する事は多くありませんが、マグロ入刀式はどの方が行うのか、事前に決めておくのか・もしくは希望者を募るのかで変わってきます。ここもご担当者様とのお打ち合わせで事前にどのように行うかを決めておきます。

生マグロ準備中。

マグロ解体ショーの主役である、生マグロ。全国各地へ出張ケータリングを実施しておりますし、屋外・屋内問わずに対応しております。この時に保冷状態を気にされるお客様もいらっしゃいます。確かに40㌔サイズの生マグロは個体差にもよるのですが、全長約130㎝あります。冷蔵庫にも入らないですよね(笑)

そこで鮪達人は生マグロがすっぽりと入る発泡スチロールに氷詰めをした状態で現場まで運びます。5度以下の保冷状態が持続し、始まる直前まで氷詰めにされておりますので、真夏の屋外でも安心安全にマグロ解体ショーの実施が可能になります。

約5分程前に発泡スチロールから取り出された生マグロは綺麗に拭かれてスタンバイ完了。出番を待つばかりです。40㌔サイズの生マグロは重厚感のある迫力満点な出で立ちです。人間と違い、垂直な形状ですので担ぐのにもポイントがあります。生マグロのどの部分と、肩のどの部分を合わせるかによってバランスも変わり重たさも変わります。お客様のリクエストの中に『マグロ入場時に担がせて欲しい』と言ったものがあります。

勿論担いで頂きますが(笑)、成人男性一人で担ぐのは中々苦労されるお客様が多いです。でも、入場時に自分達の知っている人が担いでマグロ入場となるのは、お客様にとっても興奮ポイントの一つだと思います。その想いにお応えすべく、『どうすれば持って頂ける状態になるか』をしっかりと事前にお伝えします

マグロ解体ショー!

マグロ解体ショーが始まる合図と致しまして、オープニング映像とBGMがあります。マグロ解体ショーを盛り上げる為に会場をマグロ空間にします(笑)会場様にスクリーンがある場合にはマグロが水中で泳いでいる映像から5.4.3.2.1.0とカウントダウンが始まり、画像が炎に包まれたのちに生マグロを担いだ職人が登場します。屋外等のスクリーンがない場合は【マグロ節】という任侠風のBGMで登場します。

どちらも生マグロが入場すると破壊力抜群です(笑)お客様の前を練り歩くとお客様は皆様スマホのカメラを向けお写真を撮られます。こんなに至近距離でマグロ丸々一本も見る機会は中々ございません。貴重なシーンですので、お客様にしっかりとお写真を撮って頂けるよう職人も途中でゆっくりと歩いたり、時には立ち止まってお写真を撮りやすくする等の対応もしております。

ステージに到着した際も、マグロを只捌くだけでなく、部位毎に説明していきますので楽しくマグロの知識がお勉強できます。現場には2名体制でマグロ解体ショーを行い、進行役のMCと、マグロを捌く職人、2名が掛け合いをしていきながらショーを進めて行きます。

これが鮪達人名物【ツインボーカル】です!スピーディーかつ豪快に分かりやすく部位を説明していきます。

マグロ解体ショーをご覧になるシーンは市場やスーパーマーケットが多いかも知れません。自分達のグループだけでご覧になるマグロ解体ショーは盛り上がりも倍増です

直ぐにマグロを捌く訳では無く、マグロ解体ショーを盛り上げる為にしっかりとお客様の気分を盛り上げていきます。まずは今日お持ちした生マグロの説明。ほとんどのマグロは水揚げされた際に冷凍されます。

たった一度も冷凍されていないマグロは希少性が高く、約一割程度だとも言われています。皆さんのお口に運ばれるマグロの10回に1回しか当たらない計算となりますね(笑)それぐらい希少価値が高いマグロなのです。

そして参加して頂く演出、【マグロクイズ】や【マグロ入刀式】を経て本格的にマグロ解体ショーが始まります。

順番としてはマグロの尻尾→カブト→カマの順番で捌いていきます。マグロの尻尾は、マグロの状態のほとんどが分かる部位とされております。水揚げされたマグロがどれくらい鮮度があるのかを見るのに尻尾の断面で判断します。市場でマグロが横になっている映像がニュースで流れている際に、マグロの尻尾が無いのはそのせいです。もっと昔は、胴体の部分を削って鮮度を見ていたので、マグロがボコボコになったそうです。汗

続いて頭の部位です。栄養素の宝庫とも言われる頭は、頭肉(脳天)の部位は本マグロなら大トロよりも脂が乗っていて大変希少価値があります。続いてホホ肉は、止まらないマグロは年中ホホ肉を動かして酸素を取り入れています。ですので、筋肉の発達が進んでいて、お肉のようなサシの入った部位です。

目玉の周りもコラーゲン豊富で、目玉だけ市場に買いに来られる女性の方もいるそうです。プルプルな弾力は確かに説得力があります。又、小さいですがマグロには鋭い歯がついております。ちょんと触るだけでも血が出てしまう大変狂暴な歯です汗。マグロ解体ショーでは終了後に万が一でもお客様が触らないように口にカマを被せます。マグロのカブトは立派なので、ついつい被りたくなるお客様もいらっしゃいます。そういった御客様には、被りたい気持ちはわかりますが、1週間匂いが取れませんよーとお伝えします(笑)

その後はカマです。他の魚同様、マグロにもカマが2つ付いておりまして、本マグロのカマは【カマトロ】と呼ばれ、上品な甘味のある味と全体の1%しかとれないのが特徴です

カマと呼ばれる所以は、カマの形状が農耕具のカマに似ている所からと言われています。確かに取っての部分を付けますと農耕具のカマの形状にピッタリです。

そこから胴体へ移ります。通常お魚は3枚卸しが基本ですが、マグロは5枚で卸していきます。上身の背と腹、中骨、下身の背と腹という形で捌いていきます

 まずは上身の背から捌いていきます。マグロ入刀式で、お客様には説明するのですがマグロの皮は大変固く、簡単には包丁が入りません。イカや小魚等の餌を捕まえる際に最速で160㌔のスピードが出るマグロ。水の抵抗を無くすためウロコを皮の内側にしまっている構造になっており、表面はツルツルしております。ですのでまずは皮目に切り込みを入れていきます。

その次に真ん中の骨、中骨に届くよう包丁を入れ、腹身とちょうど真ん中の箇所で半分に割ります。本マグロの上背は、赤身・中トロが楽しめる部位で皆様がご存知のマグロよりは若干ピンクがかった色をしております。それは空気に触れていないからこのような色になり、ここから真っ赤な赤身へと変わっていきます。

続いて腹身となります。本マグロの腹と言えば・・・そう大トロがある部位です!大トロが好きな方も少なくない、いや大トロこそマグロだ!と思う方もいるかもしれませんね(笑)

そんな大トロですが、実は全てのマグロに大トロが付いているわけではないのです!大トロ・中トロが美味しく楽しめるのは本マグロのみ!正にキングオブマグロですね!

続いて中骨です。マグロの身はとても繊細ですので、ひっくり返さないでそのまま外していきます。中骨についている身が中落といいまして、いわゆる【ネギトロ】にあたります。昔、漁師さんが中落の身を貝殻でこそぎ取る所からねぎ取るネギトロと呼ばれるようになったと言われております。

マグロの中落ちといえば、ネギトロなどによく使われる食材です。みなさんも一度は口にしたことがあると思います。リーズナブルで美味しい、家庭に嬉しい存在ですよね。マグロであることは理解できるが、中落ちとはどこの部位なのだろうか?実は知らない人も多いかもしれませんが、その答えはズバリ、中骨についている身のことです

今から捌きたての生マグロ寿司!!

マグロ解体ショーが終わりますと、素早くお寿司の振舞い準備へと入ります。マグロ解体ショーをご覧になったお客様が、”早く食べたい”という気持ちが全面に出る瞬間(笑)ですので、私達もその気持ちにお応えすべく素早くお寿司の準備に入ります。節の状態から切り身まで素早く捌いていきますが、この時はMC役の職人、捌く職人関係なく二人共高速カットで進めていきます。400貫が全て完成するのに約30分程の時間を要します。

【400貫を2人で30分で握り終わるの!?】という疑問を持たれた方、私達も寿司職人ロボットではございません(笑)

実はシャリ玉を事前に用意して切り身を乗せていくオペレーションになります。早く完成させるには色々な必要性があります。一つは先述した【お客様の早く食べたい気持ちに応える】という点。もう一つは【会場様の借りられている時間に合わす】という点です。ご宴席では様々な進行がありますし、お寿司が完成した頃には中締め・・・となってしまいますと、先程までの熱狂した気持ちが興ざめになってしまいます。

そういった側面からもスピーディーな振舞い寿司の提供は必須となってきます。今回も皆様満面の笑みで捌きたての生本マグロ寿司を召し上がられていらっしゃいました!!

 

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