古都京都、インバウンドでお集りのパーティーにてマグロ解体ショーを実施して参りました!
今回は京都!インバウンドでお集りのパーティーにマグロ解体ショーを実施して参りました!
今回の出張先は京都です。京都も良くご依頼を頂き足を運んでおります。大阪・兵庫とは違う『古都』の雰囲気がありますね。やっぱり。私達日本人がそう思うくらいですので、外国から来られた方は、もっと思うのでしょう、インバウンドに人気の街の上位にくるのもうなずけます。そこで今回はインバウンドの方のパーティーが京都で行われ余興としてマグロ解体ショーをご覧になられました!
大記念撮影大会!
皆さん写真撮影しまくりです!それはそうですよね、40㌔サイズのマグロを丸々1本目の前で見るのも刺激的ですし、法被を着た職人を見るのもエキサイトします(笑)マグロ解体ショーとは言え只マグロを捌いてお寿司にしましたというのは折角のお客様が普段体験できないこの機会、少し寂しいですよね💦
時間に限りはありますが、マグロ解体ショーを目一杯楽しんで頂きたいので、お客様が思い出に残るシーンを一つでも多く作っております。写真に残るというのは思い出として見返す事ができます。日本への旅行のワンシーンとしてマグロ解体ショーをご覧になった証として記念撮影を設けております。
幸せ広げる【マグロ入刀式】
このにゲスト参加型の演出も非常に盛り上がります。マグロは”幸せを呼ぶ魚”として、ある時には神社に奉納され一年間の幸せ、商売繫盛を祈願するというお目出たい席には最適のお魚です。そのマグロ解体ショーの一太刀目を職人が入れるのではなく、折角なのでお客様に『ケーキ入刀』ならぬ『マグロ入刀』で大きな幸せを広げて頂くという演出です。刃渡り1メートルを超えるマグロ長刀を持って頂きゴシゴシと長刀を入れて行きます。入刀を行っている方だけでなく、会場のお客様と一体に盛り上がる為にマグロ解体ショーMC役の職人が
『皆様も、ヨイショーヨイショーの掛け声をお願いします!』と盛り上げていきます。
ケーキと違いまして、マグロの皮は大変固いので簡単には入っていきません。それも利用して長刀を動かす動作とヨイショーという掛け声を3回行います。その際に右腕を高らかに上げてもらい正に会場はマグロフィーバーとなります❕
豪快なマグロ解体ショー始まり始まり〜
お写真でも分かるように、今回のマグロ解体ショーは特にお客様の距離が近かったです!勿論16年間のキャリアをもつ鮪達人ですので、お客様を危ない目には合わせません!臨場感たっぷりでも安心安全に楽しんで頂きます!
マグロは5枚に分けて捌いていきます。通常お魚と言えば3枚に分けるのがスタンダードかもしれませんが、和歌山発祥の鮪達人は5枚でマグロをさばいていきます。
まずはマグロの尻尾を捌いていきます。マグロの尻尾は、マグロの状態のほとんどが分かる部位とされております。水揚げされたマグロがどれくらい鮮度があるのかを見るのに尻尾の断面で判断します。市場でマグロが横になっている映像がニュースで流れている際に、マグロの尻尾が無いのはそのせいです。もっと昔は、胴体の部分を削って鮮度を見ていたので、マグロがボコボコになったそうです。汗
続いて頭の部位です。栄養素の宝庫とも言われる頭は、頭肉(脳天)の部位は本マグロなら大トロよりも脂が乗っていて大変希少価値があります。続いてホホ肉は、止まらないマグロは年中ホホ肉を動かして酸素を取り入れています。ですので、筋肉の発達が進んでいて、お肉のようなサシの入った部位です。
その後はカマです。他の魚同様、マグロにもカマが2つ付いておりまして、本マグロのカマは【カマトロ】と呼ばれ、上品な甘味のある味と全体の1%しかとれないのが特徴です
そこから胴体へ移ります。上身の背と腹、中骨、下身の背と腹という形で捌いていきます
中骨外し、職人の見せ所!
上の背・腹が捌かれましたら中骨を外していきます。ここは職人の腕の見せ所です。どういう事かといいますと如何に身を付けず捌けるかというのがポイントなのです。これが中々経験を積まないとできない技で本当に難しい💦ホエクル高橋も日々奮闘しております💦
豪快!中骨外し!!
マグロをひっくり返さずに、骨が起きていくように外していきます。これにはお客様も驚きの声!ダイナミックな動きあり、部位毎に説明ありと感心と驚きの連続でマグロ解体ショーは、あっという間に終了しました!
もう一つのお待ちかね、捌きたての生マグロ寿司♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
マグロ解体ショーが終わりますと、直ぐに捌きたての生マグロ寿司に取り掛かります。市場にたった1割しか流通していない貴重な生マグロの価値を知ったお客様は、早く食べたい気持ちが一杯、そのお気持ちにお応えすべく素早く切り身にしたマグロでお寿司を完成させていきます。希少価値のある捌きたての生マグロ寿司は皆さんも笑顔笑顔。インバウンドの方もマグロは大変好物だと改めて感じました。日本を代表する伝統演出になるまで鮪達人は邁進してまいります!!!!