京都のスポーツ大会でマグロ解体ショーを実施して参りました!
京都にある体育館でマグロ解体ショーを実施して参りました!
マグロ解体ショーは様々な場所で実施しておりますが、スポーツ大会等のイベントにもお呼ばれします。住宅展示場様やパチンコ店様の集客イベントとは少し趣が異なりますが、ご来場されたお客様により楽しんで頂こうとする主催者様の意図をしっかりと汲み取って元気で楽しいマグロ解体ショーを実施して参りました!
体育館でマグロ解体ショー!!
体育館でマグロ解体ショーを実施するというのは中々機会の少ない事です。でも鮪達人はお客様のご要望にお応えします!今日も元気一杯にマグロ解体ショーを実施して参りました!
マグロは”幸せを呼ぶ魚”と呼ばれるお魚です。何故、幸せを呼ぶ魚と言われているかというと、マグロの奉納は大漁と商売繁盛を願って昭和45年から西宮神社で始まったもので、2008年からは同市場の青果卸売協同組合なども奉納を行い、マグロの横に青果も供えられます。巨大な冷凍マグロが奉納された。頭や体にお賽銭を貼り付けると「お金が身につく」とされ、早速、御利益にあやかろうと多くの参拝者が毎年訪れます。東部水産物卸売協同組合などが「十日えびす」(9~11日)にあわせ、1970年から毎年奉納されています。
このように、大変縁起の良いお魚ですのでイベントにはマグロ解体ショーはピッタリです。
お昼休憩となり、マグロ解体ショーのタイミングとなりますと、我々持参の【マグロ節】が流れマグロを担いだ職人が練り歩きます。このBGMの飛び出しタイミングにもこだわりがありまして、音楽スタートから35秒後がもっとも良いタイミングと計算しております。ですので、お客様の前に登場するのは35秒後。マグロを待機している場所から逆算して登場準備を伺います。
マグロがステージに到着すると、すぐに捌き始める訳ではございません。中々40㌔サイズのマグロを目の前で見る機会は多くないと思います。真近で見る生マクロを是非写真に収めて頂こうと少し時間を取ります。この際にマグロをドアップで撮影したり、ステージ上に回り込んでマグロと一緒に記念撮影を行ったりされております。InstagramやTwitterにアップして頂くにはwelcome♬どんどんお願い致します(笑)
元気一杯!マグロ解体ショー♬
マグロを只捌くだけでなく、部位毎に説明していきますので楽しくマグロの知識がお勉強できます。マグロ解体ショーをご覧になるシーンは市場やスーパーマーケットが多いかも知れません。このような機会にご覧になるマグロ解体ショーは盛り上がりも倍増です
鮪達人のマグロ解体ショーは”ツインボーカル”というスタイルでショーを進めていきます。MC役の人間と捌く職人とが息を合わせ、掛け合いをしていきながら捌きを進めていきます。捌く順番としては、尻尾→カブト→カマ→上背→上腹→中骨と流れていきます。
マグロの尻尾は、マグロの状態のほとんどが分かる部位とされております。水揚げされたマグロがどれくらい鮮度があるのかを見るのに尻尾の断面で判断します。市場でマグロが横になっている映像がニュースで流れている際に、マグロの尻尾が無いのはそのせいです。もっと昔は、胴体の部分を削って鮮度を見ていたので、マグロがボコボコになったそうです。
続いてカブトです。栄養素の宝庫と呼ばれたマグロのカブトには脳天・ホホ肉等DHA/EPAが豊富に含まれています。目玉の周りにはコラーゲンたっぷり、お肌がツルツルになります。
その次はカマです。何故カマと呼ばれるかというと農耕具のカマににているところからが由縁と言われております。本マグロのカマには極上の部位『カマトロ』が付いており、全体のマグロで1%しか取れない超超希少部位です。甘味を少し感じるカマトロは一度口に入れるとトロけちゃいます(笑)そこから胴体へ移ります。通常お魚は3枚卸しが基本ですが、マグロは5枚で卸していきます。上身の背と腹、中骨、下身の背と腹という形で捌いていきます
スピード溢れるお振舞い寿司!
マグロ解体ショーが終わりますと、お待ちかねのお寿司タイムです。マグロ解体ショーが約15分程で終了すると、すぐさま切り身にする用意を行います。捌きたての生マグロ寿司をお客様へお振舞いする為にここからはスピード勝負。捌きたての生マグロをいち早く切り身にしてお寿司の準備に急ぎます。鮪達人では400貫の寿司を約30分程度でご用意します。『そんなに高速なの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はシャリ玉を事前に用意して、切り身を乗せるといったオペレーションで可能になります。やっぱり皆さんマグロ解体ショーが見終わったら早く食べたいですもんね♬
振舞い寿司スタート!
あっという間に完成の生マグロ寿司♬
少しお寿司の歴史に触れますと、お寿司の起源は、東南アジアの「なれずし(熟鮓)」だったとされています。「なれずし」は発酵食品で、米粒がどろどろになるまでしっかり発酵させるのが特徴。当時、山岳地帯に住んでいた民族が、手に入りにくかった魚を長期保存するための方法として編み出したものです。川魚を保存するため、米などの穀類を炊いたものと魚を一緒に漬け込み、お米の発酵によって魚を保存していました
「なれずし」は、奈良時代ごろに日本に伝わったとされています。甘酢で味つけしたごはんにアユやフナなどの川魚をのせて一晩寝かせたもので、保存食として食べられていました。これらは貢物として朝廷に献上され、貴族の食べ物だったこともわかっています。
この時代のなれずしの名残は、滋賀県の「鮒寿司(ふなずし)」に残っています。鎌倉時代になると、残り物の魚を使ったなれずしも登場。この頃は、ごはんは食べるためのものではなく、発酵させるためのものでした。
発酵期間を短くし、ごはんも食べるようになったのは室町時代のことです。発酵が浅いうちにやめてしまうので、「なれずし」のように魚も発酵しきらず生の状態に近いため、「なまなれ」と呼ばれるようになりました。
「なまなれ」の出現で、お寿司には食べどきができ、食べる日から逆算して、お寿司を作ることもできるようになりました。単なる魚の保存食から、ごはん料理へと進化を遂げたのです。すし桶に塩をふった魚とご飯を交互に漬け、重石をして味をなじませる方法で作られるようにもなり、これが今の押し寿司や箱寿司の原型ともされています。
お寿司の歴史が長い日本人にはやっぱりご馳走です!
鮪達人のマグロ解体ショーで【見て・参加して・食べて】楽しみましょう!